
はじめに
ホームページ制作では、
「サービス内容は載せているけれど、何をしている会社なのか伝わりにくい」
「サービス紹介ページに何を書けばいいのか分からない」
というご相談も少なくありません。
サービス紹介ページでは、単にサービス名や説明を並べるだけではなく、誰に向けたサービスなのか、どんな悩みを解決できるのかまで分かりやすく伝えることが大切です。
ホームページ全体にどのようなページが必要なのか迷っている方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

本記事では、サービス紹介ページに入れておきたい内容や、分かりやすく伝えるためのポイントをご紹介します。
サービス紹介ページの役割
サービス紹介ページには、大きく3つの役割があります。
- どのようなサービスなのか理解してもらう
- 自分に合ったサービスか判断してもらう
- 問い合わせ前の疑問や不安を減らす
ホームページを見る方は、必ずしも自社の商品やサービスについて詳しいとは限りません。
そのため、専門的な説明だけではなく、「誰向けのサービスなのか」「利用すると何が変わるのか」まで伝える必要があります。
制作のご相談では、「会社案内に載せているサービス説明を、そのままホームページに載せてもいいですか?」と聞かれることもあります。
もちろん参考にはできますが、紙の会社案内とWebページでは読まれ方が異なります。
ホームページでは、初めてサービスを知る方でも内容を理解できるよう、情報を整理して見せる必要があります。
サービス紹介ページに入れておきたい内容
サービスの種類や業種によって必要な内容は異なりますが、基本的には次のような情報を整理すると分かりやすくなります。
①どんなサービスなのか
まずは、どのようなサービスを提供しているのかを簡潔に説明します。
最初から細かな機能や専門用語を並べるのではなく、「何をしてくれるサービスなのか」が一目で分かる内容にしましょう。
例えば、「企業向けのWebサイト制作」だけではなく、「中小企業向けに、会社案内やお問い合わせ獲得を目的としたホームページを制作します」とすると、対象や目的まで伝わりやすくなります。
②どんな人・会社向けなのか
サービスが誰向けなのかを明確にすると、閲覧者が自分に合ったサービスか判断しやすくなります。
例えば、
- 初めてホームページを作る企業
- 既存サイトをリニューアルしたい企業
- 採用を強化したい企業
- 問い合わせを増やしたい事業者
などです。
すべての人に向けて書こうとすると、かえって内容がぼやけてしまうことがあります。
「特にどのような方に利用してほしいのか」を整理しておきましょう。
③どんな悩みを解決できるのか
サービスの機能や特徴だけではなく、利用することでどんな悩みを解決できるのかまで伝えましょう。
例えば、「スマートフォン対応」という機能だけを伝えるより、「スマートフォンでも見やすくし、問い合わせまで迷わず進めるようにします」と書いた方が、利用するメリットが伝わります。
サービスを提供する側の目線だけでなく、利用する方の目線で考えることがポイントです。
④サービスの特徴・選ばれる理由
他社との違いや、自社ならではの特徴も整理して掲載します。
例えば、
- 対応の早さ
- 特定の業種に強い
- 相談から公開まで一貫して対応
- 初めての方にも分かりやすく説明
- 公開後のサポートにも対応
などです。
ただし、「高品質」「丁寧」「安心」といった抽象的な表現だけでは、違いが伝わりにくいことがあります。
具体的な内容まで添えると、より分かりやすくなります。
強みの整理については、以下の記事でも詳しく解説しています。

⑤料金・プラン
料金を公開できる場合は、サービスページに掲載しておくと検討しやすくなります。
例えば、基本料金、プランごとの料金、オプション費用、「〇円〜」という目安などです。
案件によって金額が変わるサービスの場合は、「内容を確認後にお見積もり」と記載しても問題ありません。
大切なのは、料金そのものよりも、「どこまで含まれているのか」が分かることです。
⑥利用・依頼の流れ
サービスを依頼した後の流れが見えないと、不安を感じる方もいます。
例えば、次のような流れを掲載しておくと安心感につながります。
- お問い合わせ
- ヒアリング
- ご提案・お見積もり
- 制作
- 確認・修正
- 公開・納品
細かな説明まで入れる必要はなく、全体の流れが分かれば十分です。
⑦実績・事例
サービスの実績がある場合は、具体的な事例を紹介すると検討材料になります。
どのような課題があったか、どのような対応をしたか、どのような成果につながったかを簡潔にまとめましょう。
単に「〇件対応しました」と数字だけを掲載するより、実際の事例がある方がサービス内容をイメージしやすくなります。
⑧よくある質問
サービスを検討する方が事前に気になりやすい内容を、よくある質問としてまとめておくのもおすすめです。
例えば、
- 納期はどのくらいか
- 初めてでも依頼できるか
- 原稿や写真がなくても大丈夫か
- 修正は何回までできるか
- 公開後の対応はあるか
などです。
問い合わせ前の疑問を先に解消しておくことで、相談しやすくなります。
「何ができるか」だけでは伝わりにくい
サービス紹介ページでよくあるのが、「提供している内容は書いているのに、魅力が伝わらない」というケースです。
例えば「Webサイト制作に対応しています。」だけでは、誰向けなのか、どこまで対応してくれるのか、自分に合っているのかが分かりません。
一方で、「初めてホームページを作る中小企業向けに、ページ構成の整理からデザイン・公開までサポートします。」とすると、対象者や対応範囲が分かりやすくなります。
サービス紹介では、誰に・何を・どのように提供するのかを意識すると、内容が伝わりやすくなります。
サービスが複数ある場合はページを分けるべき?
複数のサービスを提供している場合、「サービスごとにページを分けた方がいいですか?」と聞かれることがあります。
結論としては、サービス数だけで判断する必要はありません。
1ページにまとめてもよいケース
- サービス数が少ない
- それぞれの説明量が少ない
- サービス同士の関連性が高い
- ターゲットがほぼ同じ
このような場合は、1ページ内で分かりやすく整理しても問題ありません。
個別ページに分けた方がよいケース
- サービスごとにターゲットが違う
- 説明量が多い
- 料金や事例が異なる
- 検索されるキーワードが異なる
この場合は、サービスごとにページを分けた方が情報を整理しやすくなります。
制作現場でも、「サービスが5種類あるから5ページ作る」と最初から決めることはおすすめしていません。
まずは情報量やターゲットを整理し、本当にページを分ける必要があるかを判断します。
サービス紹介ページから問い合わせへの導線も考える
サービス内容を読んで興味を持っても、次に何をすればいいのかが分からないと、問い合わせにはつながりません。
そのため、サービス紹介ページには、お問い合わせ・見積もり相談・資料請求・電話相談など、目的に合った導線を設置します。
ただし、問い合わせボタンをたくさん設置すれば良いわけではありません。
制作現場では、サービス内容を理解し、相談を検討し始めるタイミングを考えながら導線を配置します。
例えば、サービス説明の直後や、料金・よくある質問を確認した後など、自然な位置に設置すると分かりやすくなります。
お問い合わせページの作り方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

制作会社だからこそ感じるサービス紹介ページのポイント
サービス紹介ページでは、情報量を増やすことよりも、「初めて見る方が理解できるか」を優先することが大切です。
制作のご相談では、サービスについて詳しい担当者ほど、専門的な説明を多く入れたくなることがあります。
しかし、ホームページを見る方が同じ知識を持っているとは限りません。
そのため、
- 専門用語を減らす
- 必要な場合は説明を添える
- メリットを具体的に伝える
- 詳細は別ページや資料へ分ける
など、読み手に合わせて情報を整理します。
また、自社では当たり前だと思っている対応が、利用者にとって大きなメリットになることもあります。
第三者の視点でサービスを整理すると、今まで気付いていなかった強みが見つかることもあります。
まとめ
サービス紹介ページでは、次のような内容を整理して掲載します。
- どんなサービスなのか
- 誰向けなのか
- どんな悩みを解決できるのか
- 特徴や強み
- 料金
- 利用・依頼の流れ
- 実績・事例
- よくある質問
重要なのは、情報をたくさん載せることではありません。
初めてサービスを見る方が、「自分に必要なサービスか」を判断できることが大切です。
サービスが複数ある場合も、無理にページを増やすのではなく、情報量やターゲットに合わせて構成を考えましょう。
ウェブツクルについて
ウェブツクルは、ホームページ制作において「作ること」そのものを目的にせず、
目的や状況に合った設計を重視したホームページ制作を行っています。
オンラインでのやり取りを中心に、東京を拠点として、
長野・金沢など全国からご相談いただける体制を整えており、地域に関わらず対応可能です。
制作前の整理を大切にし、必要な情報や方向性を明確にしたうえで、一つひとつのホームページを丁寧に制作しています。
そのため、
「何から決めればいいのかわからない」
「失敗したくない」
といった不安をお持ちの方にも、安心してご相談いただける体制を整えています。
ホームページ制作を検討する際の判断材料のひとつとして、
ウェブツクルの考え方や取り組みを知っていただければ幸いです。
