
はじめに
ホームページ制作では、
「実績はあるけれど、どう見せればいいのか分からない」
「事例ページには何を書けばいい?」
と悩む方も少なくありません。
実績・事例ページは、単に仕事の数を見せるためのページではありません。
大切なのは、
「この会社なら、自社と似た相談にも対応してくれそう」
と感じてもらえることです。
本記事では、実績・事例ページに入れておきたい内容や、分かりやすく見せるポイントをご紹介します。
実績・事例ページの役割
実績ページには、主に次のような役割があります。
- どのような依頼に対応できるか伝える
- サービス内容を具体的にイメージしてもらう
- 対応の考え方や進め方を知ってもらう
- 問い合わせ前の判断材料を増やす
サービス紹介ページだけでは、どうしても説明が抽象的になりやすい傾向があります。
そこで実際の事例を紹介することで、「このような課題に、こう対応した」という具体的なイメージを伝えやすくなります。
サービス紹介ページの作り方については、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

実績・事例ページに入れておきたい内容
事例の内容によって異なりますが、基本的には以下のような情報があると分かりやすくなります。
①お客様・案件の概要
まずは、どのような案件だったのかを簡潔に紹介します。
例えば、
- 業種
- 依頼内容
- 対応エリア
- 制作・対応した内容
などです。
会社名を公開できない場合は、「製造業/東京都」「飲食店/新規ホームページ制作」のように、業種や内容だけでも紹介できます。
②依頼前の課題
事例を紹介する際は、「何を制作したか」だけでなく、「どのような課題があったか」も伝えることが大切です。
例えば、
- ホームページが古く見えていた
- 問い合わせまでの導線が分かりにくかった
- サービス内容が伝わりにくかった
- 自社で更新できなかった
などです。
課題があることで、読者は自社の状況と比較しやすくなります。
③対応した内容
次に、課題に対してどのような対応をしたのかを紹介します。
ここでは、「デザインを変更しました」だけで終わらせるのではなく、「なぜその対応をしたのか」まで書くと、内容が伝わりやすくなります。
例えば、
「サービス内容が分かりにくかったため、トップページから各サービスへ進みやすい構成に整理しました。」
このように、課題と対応をセットで説明することがポイントです。
④完成したもの・実施内容
Web制作であれば、
- 完成したホームページ
- ページデザイン
- スマートフォン表示
- 問い合わせフォーム
などを画像で紹介できます。
文章だけでは伝わりにくい場合は、写真や画面イメージを活用すると分かりやすくなります。
ただし、画像を並べるだけではなく、簡単な説明も添えるようにしましょう。
⑤結果・変化
掲載できる場合は、対応後の変化も紹介します。
例えば、
- 問い合わせ導線が分かりやすくなった
- 自社で更新できるようになった
- サービス内容を説明しやすくなった
- 採用情報を整理できた
などです。
アクセス数や問い合わせ数などの数値を掲載する場合は、期間や条件によって結果が異なることもあるため、必要に応じて補足を入れましょう。
必ずしも数値が必要なわけではなく、使いやすくなった点や改善した内容も十分に事例になります。
写真や完成物だけを並べると伝わりにくい
実績ページでよくあるのが、
○○株式会社様
ホームページ制作
というタイトルと完成画像だけを掲載するケースです。
もちろん実績としては成立しますが、それだけでは「何に困っていたのか」「どこを工夫したのか」までは伝わりません。
制作会社として事例ページを作る場合は、課題 → 対応 → 結果 の流れを意識すると、内容を理解してもらいやすくなります。
例えば、
「旧サイトではサービスごとの違いが伝わりにくかったため、サービス紹介ページを分け、それぞれの特徴や対象者を整理しました。」
と説明すると、完成画面を見るだけでは分からない対応の意図まで伝えられます。
実績ページは、完成物を見せるだけでなく、仕事への考え方を伝えるページでもあります。
実績が少ない場合はどうする?
新しく事業を始めた場合や、ホームページに掲載できる実績が少ない場合、「事例ページを作れないのでは?」と感じることもあります。
しかし、実績数が少なくても問題ありません。
1件を詳しく紹介する
数を増やすより、1件の事例を丁寧に紹介する方法があります。
課題や対応内容を詳しく書くことで、どのような仕事をしている会社なのかが伝わります。
会社名を出さずに紹介する
実名を公開できない場合は、
- 業種
- エリア
- 依頼内容
などに置き換えて掲載できます。
対応内容ごとに整理する
例えば、
- 新規制作
- リニューアル
- 採用サイト
- 問い合わせフォーム改善
など、対応した内容で分類する方法もあります。
制作現場でも、実績数の多さより、「どのような相談に対応できるのかが分かるか」 を重視してページを構成します。
掲載前に確認しておきたいこと
事例ページでは、掲載前の確認も大切です。
特に、
- 会社名
- ロゴ
- 写真
- ホームページ画面
- お客様のコメント
- 売上や問い合わせ数などの数値
については、公開してよい情報か確認しておきましょう。
制作実績として紹介できると思っていても、契約内容や社内ルールによって公開できない場合があります。
後からトラブルにならないよう、掲載範囲を事前に確認しておくことをおすすめします。
実績一覧と詳細ページは分けるべき?
実績が増えてくると、「一覧ページと詳細ページを分けた方がいい?」という疑問も出てきます。
1ページにまとめてもよいケース
- 実績数が少ない
- 1件あたりの説明量が少ない
- 写真中心で見せたい
この場合は、1ページにまとめても問題ありません。
詳細ページを作った方がよいケース
- 実績数が多い
- 1件ごとに詳しく説明したい
- サービスや業種ごとに分類したい
- 課題や対応内容まで紹介したい
このような場合は、実績一覧 → 各事例の詳細ページ という構成にすると見やすくなります。
ページ数について迷う場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

サービス紹介ページから実績へつなげる
実績ページは、単独で置くだけではなく、サービス紹介ページとつなげることも大切です。
例えば、「ホームページリニューアル」というサービスを説明したあとに、リニューアル事例を見る という導線を設けます。
そうすることで、
サービス内容を理解する
↓
実際の事例を確認する
↓
問い合わせを検討する
という流れを作りやすくなります。
事例を読んだ方が相談しやすいよう、お問い合わせページへの導線も分かりやすくしておきましょう。
お問い合わせページについては、以下の記事で詳しく解説しています。

制作会社だからこそ感じる実績ページのポイント
実績ページを作る際、「できるだけ多く掲載した方が良いですか?」と聞かれることがあります。
しかし、数だけを増やしても、似た画像が並んでいるだけでは内容が伝わりません。
むしろ、
- どんな相談だったのか
- 何を考えて対応したのか
- どんな点を改善したのか
まで分かる事例を掲載した方が、検討中の方にとって判断材料になります。
また、すべての実績を同じボリュームで紹介する必要もありません。
特に伝えたい事例は詳しく紹介し、それ以外は一覧形式にするなど、情報量にメリハリをつけると見やすくなります。
まとめ
ホームページの実績・事例ページでは、
- お客様・案件の概要
- 依頼前の課題
- 対応した内容
- 完成したもの
- 対応後の変化
などを整理して掲載します。
重要なのは、実績の数を多く見せることではありません。
「自社と似た相談にも対応してもらえそう」と感じてもらえることが大切です。
写真や完成物だけではなく、課題や対応の考え方まで紹介すると、仕事の内容や強みも伝わりやすくなります。
サービス紹介ページと実績ページをつなぎ、必要に応じてお問い合わせへ進める構成にすることで、検討中の方にも分かりやすいホームページになります。
ウェブツクルについて
ウェブツクルは、ホームページ制作において「作ること」そのものを目的にせず、
目的や状況に合った設計を重視したホームページ制作を行っています。
オンラインでのやり取りを中心に、
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「何から決めればいいのかわからない」
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ホームページ制作を検討する際の判断材料のひとつとして、
ウェブツクルの考え方や取り組みを知っていただければ幸いです。
